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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(8/14新潟2頭)

 今週の注目馬は、8月14日(日)新潟6Rダート1800m戦に出走予定のエピカリス。馬名の由来は「魅力的な(ギリシャ語)。父名より連想」。牡、黒鹿毛、2014年3月22日生。父ゴールドアリュール、母スターペスミツコ、母父カーネギー。美浦・萩原清厩舎。生産は浦河町・鎌田正嗣氏、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額3600万円。半兄には13年小倉記念(GIII)、14年七夕賞(GIII)を勝ったメイショウナルト(父ハーツクライ)がいる。本馬は手先が軽く芝でも走れるゴールドアリュール産駒だろうが、幼いながらも各パーツはしっかりとしておりパワフルな走りをするため、ダートがベターだと思われる。筋肉量は豊富で頸差しも太く逞しい。繋ぎには程良い柔らかさがあり、スピードがありそう。距離はある程度あった方が良いタイプだろう。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、8月14日(日)新潟5R芝1600m戦に出走予定のクイーンズスタイル。馬名の由来は「女王の風格。父名、母名より連想」。牝、鹿毛、2014年1月25日生。美浦・池上昌和厩舎。父キングカメハメハ、母バイタルスタイル、母父スペシャルウィーク。生産は新ひだか町・矢野牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額1800万円。母は芝の中距離で4勝を挙げた。叔父には芝の2000mで4勝を挙げたソルレヴァンテ(父キングカメハメハ)が、近親には11年阪神牝馬S(GII)で2着となったアンシェルブルー(父マンハッタンカフェ)がいる。本馬は胸前が深く力強い筋肉が付いている。全体的にもう少し幅が出てくると良いが、現時点では十分。距離はマイル前後が良さそうだ。なお、鞍上には石橋脩騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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