さて、中山メーンのクリスマスCは軽ハンデ52kgと恵まれたマイネルーチェに期待します。
デビュー戦を快勝後は勝ち星に縁がありませんが、近年最強とされる3歳牝馬クラシック路線を歩んできた馬。オークス(6着)では掲示板まであと一歩の走りを見せていましたし、ぶっつけ本番で挑んだ秋華賞も9着ながら使った上がり(3F)は33秒5。早熟タイプと片付けてしまうのは、まだ早いと思います。
実戦を叩かれながら、状態も着実にアップしています。前走のウェルカムS(5着)では4角9番手からいい脚で追い上げていましたし、馬体もここにきて増加傾向と時季的なものを差し引いても成長の跡が見られます。
欲をいえば、もう少し脚質に自在性がほしいところですが、中山も4週目を迎え、だいぶ差し、追い込みが利くようになってきましたからね。乗り慣れた大野騎手に戻るここは直線一気に浮上します。