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しぼんで消えた謎の円盤!? 15歳の少年が撮影したUFO写真

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画像はイメージです。

 1956年7月19日、15歳の少年が裏庭で奇妙なUFOを目撃した。

 場所はアメリカはカリフォルニア州、サン・ベルナルディオという普通の町だった。それは巨大な円盤状で、家や町の上を監視するかのようにホバリングしながらゆっくりと動いていた。その大きさは直径6メートルほど、ヘリコプターと同じくらいか少し大きいぐらいだったが、ヘリや飛行機のように音はしなかったという。そのUFOはしばらく町の上空にいたが、やがて急にしぼんで小さくなるように変形し、消えてしまったという。普通はUFOといえば高速で飛行してどこかへ飛んでいってしまう事が多いので、非常に珍しいケースであると言える。少年はUFOを目撃した時、慌ててカメラを持ち出したためになんとか撮影に成功したのだという。

 このUFOの写真は公開当時は非常に話題をさらったのだが、同時に普通の写真として考えるとピントに矛盾が生じるなど、疑問点の多いものであった。そこで、アメリカのUFO研究家チームが写真分析家に鑑定を依頼した所、この写真がフェイクである事が判明したのである。当初から指摘されていたのは、背景が鮮明な割にUFOのピントが合っていない点だった。鑑定の結果、カメラから円盤までの距離はわずか60〜70センチ程度しか離れていないと算出されたのである。UFOの端が見切れているのも不自然だったが、これらの点を踏まえて、このUFO写真は少年が友人らと模型を利用し、誰かが手で支えた模型を巧く見切れさせて撮影したものであるという結論が下されたのである。

文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所

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