『ザ・ファイター』での演技が認められ受賞したメリッサ、プレゼンターのカーク・ダグラスからトロフィーを受け取り、緊張しながらもステージに上ってスピーチすることがどんなに簡単なことだと思っていたとジョークで話そうと、「2年前のケイト・ウィンスレットを見ていたら、ファッ●ン(スゲー)簡単そうだったのに」と発言してしまった。
テレビ放送時にはピー音が入って消され、観客には大きな笑いが沸き起こっていた。しかしメリッサ本人は、その後舞台裏で謝罪のコメントをしていた。
「何てこと言っちゃったの。あんな言葉を言うなんて。気分を損ねた人がいたらゴメンなさい。私の口の悪い英語は大きな問題ね」
このハプンニング後に助演男優賞を受賞したクリスチャン・ベールは、受賞のスピーチで、『ターミネーター4』の撮影現場で同じくFワードを連発してそれがメディアに流出した過去を例にして、「僕はさっきのメリッサのようなFワードは言いません。前にやったことがありますから」とジョークを飛ばして、母親を演じたメリッサをフォローしていた。
また司会を務めたアン・ハサウェイは、「ワォ、『F』の意味は、ザ・ファイターを表す言葉かと思っちゃいました」と臨機応変なジョークでやり過ごした。