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リオ五輪現地レポート! 人気女子アナが厳重警戒するレイプ被害(1)

 「リオ五輪で取材する女子アナらをあえて例えるなら、まさに狼の群れに子羊が飛び込むようなものですよ。昨今、リオではレイプ犯罪が急激に件数を伸ばしているんです。一部メディアでは強盗や殺人、ドラッグ、テロなどの凶悪犯罪ばかりが報じられていますが、実際はレイプ発生率が物凄い数で増えています。“五輪だ、五輪だ”と浮かれている女子アナたちは本当に覚悟して現地入りしないと、取り返しのつかないことになってしまう危険性があります」(警察関係者)

 いよいよ2016年オリンピック・パラリンピックが8月5日に開幕するブラジル・リオデジャネイロ市は、世界3大美港の一つに数えられる風光明媚な国際観光都市だが、一方で世界有数の犯罪都市という裏の顔を持つことでも知られている。

 ここに驚くべき犯罪データがある。
 リオは2001年以降、ずっと犯罪認知件数が増加しており、年間の犯罪発生件数は過去13年間で約1.8倍も上昇しているのだ。
 在リオデジャネイロ総領事館の調べによると、2014年の殺人事件はリオで4942件(前年比197件増)発生しており、そのうち約63%に当たる3113件(前年比25件増)で銃器が使用されている。
 殺人未遂も6366件(前年比1418件増)起きており、傷害事件についても増加の一途を辿っているのが現状だ。

 次は強盗事件だ。2014年はリオ市内で7万9262件(前年比1万6065件増)発生している。これは人口10万人当たりの発生率が1228.9件。この数字は日本と比べて約510倍。実に、1年間に市民のほぼ100人に1人が強盗の被害に遭っている計算になるのだ。
 リオ市の大都市圏には約1000を超えるファヴェーラ(スラム街)が存在し、重火器で武装した麻薬密売組織間の抗争や治安当局との銃撃戦による流れ弾などで、連日、多くの市民が死傷している。

 加えて一般市街地でも路上強盗、スリ、ひったくり等の街頭犯罪が多発し、観光地や幹線道路等における集団強盗も後を絶たない。だが、そんな“犯罪大国”ブラジルで最近、最も懸念されている犯罪が冒頭の警察関係者が指摘した女性レイプ事件だという。
 「各州公安局の公式データによれば、ブラジルでは2014年中に少なくとも4万7646件のレイプ事件が起きている。この数字は'13年(5万1090件)に比べて約7%少ないが、それでも、全国では11分に1件というペースでレイプ事件が起きていた。しかも、この数字には、14歳に満たない子供たちに対する少女レイプも含まれているのです」(ブラジル公共保安フォーラム)

 数字だけみれば、「インドなどの国に比べて発生件数が遥かに少ない」との声も聞えてきそうだが、その実、レイプ犯罪に関しては未通報率が世界で一番高いのがブラジルなのだ。
 「昨年1年間にブラジル国内で起きた実際のレイプ事件数は13万6000〜47万6000件と推測されています。ブラジルにおける人口10万人当たりのレイプ事件発生件数では23.5件という数字が弾き出されたんです。しかも、レイプ事件の被害者たちが警察に被害届けを出すのは約10%程度に留まるという悲観的な見方もあるんです」(前出・ブラジル公共保安フォーラム)

 ブラジル国内で最も犯罪が多発するリオデジャネイロは、当然のことながら目を覆いたくなるようなレイプ犯罪が連日の如く繰り返されているという。そんな危険な状況下にあって新たなターゲットと見られているのが日本から大挙して押し寄せる人気女子アナの面々だというから聞き捨てならない。
 「日本の女子アナがターゲットになる理由はお金になるからです。最近のレイプ犯は巧妙かつ凶悪化しただけの快楽犯と違います。レイプしている様子をビデオ収録し、ネット等で販売する。マフィアも日本の女子アナがブランドになっていることを熟知しているんです」(国際犯罪事情通)

 こうしたレイプ集団は、組織化され、あらゆる職種にエージェントが潜り込んでいるのだ。
 「空港に入った時からチェックされている」
 と語るのは、日本の商社やメディアなどの警護を担当するブラジルの警備会社幹部だ。
 「昼間からひったくりや誘拐が日常茶飯事に行われている国なんです。一度、ターゲットにされたらかなり危険です。空港の職員やホテルの従業員にも協力者がいますからね」(同)
 まさに、日本の女子アナを毒牙にかけようとブラジルのレイプ犯罪集団はいまか、いまかとそのチャンスを窺っているのだ。

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