彼女たちは7月20日にデビューシングル「絶滅黒髪少女」を発売するが、すでに「週間チャート1位を逃したらブルマー公演」なる過酷な? ペナルティーが決定しており、ファンの間で「絶対にそんな目に合わせたらダメだ」「でも見たい」など複雑な声が飛び交っている。
28日に大阪で行われた同曲のPV試写会にはメンバー16人とビデオを手掛けた行定勲監督らが壇上に登場。和風テーストな仕上がりにメンバーも満足そうで「撮っている時はいろんなことをやりすぎて、どんな映像になるんだろうと思ってましたけど、まさかこんな風になるなんて。すごいです」(山本彩)。山本が弓道、渡辺美優紀が書道、山田奈々が合気道、吉田朱里が居合道に挑戦するなど、彼女らの新たな表情を満喫できる。上映中、会場を埋めた400人のファンからスクリーンに向かって大声援が飛びまくった。
とはいえ、念願の1位奪取は厳しい状況と言わざるを得ない。20日はいきものがかり、東方神起ら人気アーティストが新曲発売を控え、しかも初登場1位でないと、1週間以内の1位は極めて難しいとされる。屈辱公演は避けられそうになく、行定監督風に言えば「ミナミの中心で、ブルマーで歌う」といったところか。
今回のペナルティーについて関係者によると「もともと1位になったら芸人さんたちからご褒美の話が上がっていたんです。たむけんさん(たむらけんじ)から焼き肉ご馳走とか、ブラマヨさんからひらパー(ひらかたパーク)招待とか…。それがいつのまにかペナルティーのアイデアも芸人さんの間から上がってきた」という。
どちらに転んでもこれ以上ない話題作りだが、すべてが事務所のアングルではなさそうだ。