この日、番組ゲストで呼ばれた銀シャリの2人は「最近、気になる時事問題は?」との問いに、隣にいた太田を指し「裏口入学」と回答。すると、太田は「週刊新潮テメエコノヤロー!」と疑惑を報じた週刊新潮に対し、怒りを露わにする一幕を見せた。ところが、太田は「書いた奴こっちへ来い!」と怒り、「俺が(裏口入学に至るまでに)どんな頭が悪かったのか延々と書いてあった!どんなに人を馬鹿にするんだ!」と怒りの矛先は週刊新潮の記事の表現について行われ、さらに、太田は「どんな事をしても記事差し止めたい!800万円払うから」とこの問題を茶化し続けた。
テレビで太田本人がこの問題に言及するのは、生放送番組の『サンデー・ジャポン』(TBS系)以来で、また、番組の顧問として出演している元官僚の岸博幸は自身の経験上、「総合大学で裏口入学はありえない」とコメント。岸いわく、「大学の入試は厳正な審査の元に行われている。日大となれば尚更である」と太田をフォローしたが、太田は「いや、それができたんですよ」とボケてこの話題を終えた。
このやり取りから、太田としては本問題をネタとして扱うことに決めたようで、世間ではそろそろ「風化」の兆しも強いのではないか、と噂されている。
現に、太田は自身の裏口入学疑惑に関しては、テレビ・ラジオ以外の媒体で触れることはなく、会見なども開いていない。そのため、太田および所属事務所のタイタンは疑惑が世間から忘れられるまで、基本的には笑いのネタとして扱う方向にしたのではないかと思われる。
なお、21日深夜のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』にて、週刊新潮から早刷りが届き、今週発売号にも新しい記事が載ることを発表。記事には太田と親交のある評論家・作家の吉川潮への取材記事が掲載されるという。
「週刊新潮VS太田光」は、世間が完全に忘れるまで続きそうな様相である……。