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ブルーなラスベガス

 現在の不況下で、ギャンブル、ホテルの予算はもとより、来客数そのものが減りつつあるラスベガス。

 アメリカに於ける全ての観光地の中でも、トップクラスであろうラスベガスだが、観光客たちは、休暇中でも段々と金を使わなくなっている傾向にあるようだ。ラスベガス・コンベンション&ビジターズ・オーソリティーズ(www.visitlasvegas.com/)のリポートでは、平均的なギャンブルに使用される金額が、2008年には532ドルだったのに対して、昨年の2009年には481ドルと、50ドル以上も下がっていた。また、実際に平均的な観光客も2006年には625ドル消費していたが、2007年には555ドルに減少している。

 調査報告によると、2008年と比べて、昨年の2009年には一晩あたりのホテルの支出が平均76ドルで、25%も予算が下がっているのが判明した。 ツアーパッケージの平均費用は14%も下げて約640ドルに、そして、レストランで消費された合計金額は、8%減少して約250ドルだった。ショッピングに関しては、16%下げて約102ドルに、興業などのショーに使う金額は、23%下げて平均40ドルだった。

 ところで、ラスベガスの景気はいつ頃上向くか、との質問に対して、回答者たちの答えは、今年から2012年までが31%、2012年から2014年までが35%、2015年以降が34%とほぼ同数だった。

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