その初戦が佐賀競馬所属3歳今のナンバーワンを決める『九州ダービー栄城賞』だ。1959年創設の歴史ある一戦でもあり、一昨年はJRAの重賞でも活躍を見せたスーパーマックス、昨年は高知優駿も制覇したスーパージェットが優勝。ここをステップに大きな飛躍を遂げた。今年は前哨戦でもある佐賀皐月賞をはじめ、花吹雪賞、ル・プランタン賞など3歳重賞のタイトルを総なめしているスーパージンガに注目したい。圧倒的な強さを見せつけての勝ち方だっただけにダービーはもちろん、世代を超えた活躍が期待される。
さて、浦和競馬では29日、『第23回さきたま杯』(JpnⅡ)が開催される。過去10年の成績を見てみると、JRA馬は39頭が出走して1着8頭、2着6頭、3着5頭で3着以内率は約5割。JRA勢が1・2着を占めることが多かったが、近年、南関東所属馬が浦和の指定競走で活躍するケースが目立つ。
昨年のさきたま杯は、サクセスエナジー(JRA)と後方2番手から追い込んだキタサンミカヅキ(船橋)の一騎打ちとなり、キタサンミカヅキが鼻差及ばずの2着だった。また、3着にアンサンブルライフ(浦和)、5着にトロヴァオ(大井)が入り、地方馬が互角に戦えることを改めて実証した。
特殊な浦和コースのため、コース経験の有無がキーポイント。今年は連覇をもくろむサクセスエナジーを、地方馬が阻止することができるか、注目したい。
さて、所変わって大井競馬では、ナイター開催の金曜日に「TCK笑金スペシャルライブ」と称して人気のお笑い芸人たちによるスペシャルステージを実施する。24日のゲストはテレビでもおなじみの髭男爵で、1日2ステージの予定だ。ナイター開催中は金曜日ごとに開催するので、出演者のチェックもお忘れなく。