リアーナは、まずファッション・フォトグラファーのデビッド・ラシャベルから「あのミュージックビデオは直接盗用されており、ラシャベルの作品に酷似している」と訴えられていた。
そして、パリを拠点に活動するフィリップ・パウルスも、ボンデージをテーマにしたPV、『S+M』で許可なく自分のイメージが盗用されたと、現在著作権侵害を訴えている。
フィリップは、渦巻きのようなドレスを着たモデルがプラスチックのシートで出来た壁の罠にはまり、黒のテープで作られた巨大なXマークに囲まれるという写真が、リアーナのPVの一部で表現していることと酷似していると、Radaronline.comに訴えた。
「どうして世界的セレブが自分のコンセプトや演出を創り出すことのできるクリエイティブ・ディレクターを雇えないのかっていうことに理解出来ない」「創造的な世界で新しいものを生み出すには、本当の天才しか生み出せないってことくらい予想できるはずだ」「だけど今回の場合、自分の作品を自ら生み出した本当の天才は存在していない。その代わりに彼らは一つの才能からアイデアを盗んだ」
メーリナ・マツオウカが監督したこのPVについて、リアーナとレコード会社ユニバーサル・ミュージックの両者は現在のところコメントを発表していない。