SMAPは8月に年内での解散を発表したが、籾井会長は9月8日の会長会見で、「私が出ていって済む話なら出ることはいとわない」とジャニーズ事務所との直接交渉役となることに前向きな姿勢を明かすなど、早い段階でSMAPへの“ラブコール”を送っていた。
「籾井会長は芸能界の“暗黙の了解”などがまったく分からないため、かなり暴走気味の発言。とはいえ、誰もブレーキをかけることができず、芸能セクションの幹部は頭を抱えている」(NHK関係者)
各紙によると、籾井会長はまだ直接交渉していないことを認めたうえで、「NHKとしましても、あれだけ一世を風靡したSMAPですから、やはり解散にあたってはファンの皆さまにやっぱりお礼とお別れをどこかでしていただきたい」と改めて出演を希望。
そのうえで、「必ず出向いてお話をさせていただければ」と自身が直接出向く意向を明かし、そのタイミングについては、「12月30日までありますから」としたのだが…。
「籾井会長は先走っているが、肝心のSMAPメンバーたちはまったく乗り気でないはず。香取慎吾は来年9月で引退する決意を固めたという記事が出たばかり。中居正広は先月18日放送のバラエティー番組『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)でコンサートについて、『もう一生やることもねぇんだろうな』と衝撃的な発言が飛び出していた。木村拓哉と草なぎ剛は紅白の時期は来年1月スタートのそれぞれの主演ドラマの撮影で大忙しのはず」(芸能記者)
となると、周囲が“お膳立て”したところで、メンバーたちにとっては「ありがた迷惑」か?