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今年も諸々の発表がずれ込みそうな紅白歌合戦

 NHKの放送総局長会見が24日、同局内で開かれ、例年だと10月半ばには発表されている「紅白歌合戦」の司会者について質問などが飛び交ったことを、各スポーツ紙が報じている。

 司会者発表は昨年は11月26日までずれ込み、女優の黒柳徹子と同局の有働由美子アナウンサーが総合司会を担当。白組司会を人気グループ・V6の井ノ原快彦、紅組司会を女優の綾瀬はるかが務めた。例年は10月中には発表になっていたが、今年もいまだに発表されていない。

 各紙によると、制作局担当の安斎尚志理事は「交渉もしていないところですので、もうしばらく」。「発表のスケジュールは決まっていることはあるか」、との質問にも「ありません」との回答だったという。

 「有働アナと井ノ原は固定だと思うが、黒柳に代わる大物探しが難航。SMAPの出場を前提にするならば、SMAPのメンバーと親交が深いタモリという話も浮上しているが、タモリサイドはSMAPが出るという確証もないだけに難色を示しているようだ。紅組は朝ドラ『とと姉ちゃん』の高畑充希が最有力だが、来年早々、主演舞台を控えているため、こちらも交渉中だという」(NHK関係者)

 また、籾井勝人会長が出演を熱望しているSMAPへの公式出演オファーについて安斎理事は、「我々のところには(話は)きていない。私は知りません」と話すにとどめたという。

 「結局、ギリギリまでジャニーズ事務所サイドと交渉を重ねることになるだろう。SMAP以外、今年の目玉になりそうな歌手はいないだけに、NHKの威信をかけても出場させるべき。出場しないと、かなりの“しらけムード”が漂うことになるだろう」(芸能記者)

 発表時期がずれ込みそうなだけに、当落線上と言われる歌手にとって眠れぬ日々が続きそうだ。

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