14歳で、ジャニーズに入所。同期の生田斗真とジャニーズJr.のフロントメンバーとして、歌にダンスに、活躍していた。しかし、斗真は入所直後の小学生から、NHKのバラエティやドラマに出演するほど、異例のスピード出世。風間は大きく水をあけられた。
さらに、一緒にレッスンを積んでいた同世代の仲間たちが、嵐、タッキー&翼、関ジャニ∞、山下智久(のちにNEWSから脱退)といったユニットに振り分けられ、続々と歌手デビュー。すでに演じるほうにシフトチェンジしていた風間は、独自の道を進まざるを得なくなっていた。
ところが、1999年に、運命が変わる作品と出会った。『3年B組金八先生』第5シリーズ(〜'00年)で、優等生だが暴力的という二面性を持つ生徒役を熱演。高視聴率のうえ、日刊スポーツドラマ・グランプリ新人賞を受賞した。80年代のたのきんトリオ以降、このドラマシリーズは歴代のジャニーズアイドルがキーマンとなってきたが、風間は特に強いインパクトを与えた。
以降は、活動の場をさらに拡充していき、ミュージカルスターとしても開花。斗真と“ジャニーズ俳優部門”の2トップとして、エンタメ界に欠かせない存在になった。
『純と愛』が最終回(3月30日)を迎える前の24日に、主役を張った単発ドラマ『最悪の卒業式』(日本テレビ系)がオンエア。“純愛効果”は、すでに出ているようだ。