「何しろデビュー曲が『LOVE YOU ONLY』ですからね。さらに、大ヒット曲となった3作目のシングル『うわさのキッス』は、事件そのものではないかと指摘されています。ネット上には、『口説き文句はこれで決まりだな』『やはり曲に歌われる通り“情熱キッス”だったんだろうか』といった声があがっています」(芸能ライター)
これらの曲ばかりではない。『SoKoナシLOVE』(5作目)『好きさ 〜Ticket To LOVE〜』(6作目)といった「恋愛系」の楽曲に続き、『フラれて元気』(11作目)『君を想うとき』(15作目)『忘れえぬ君へ…』(17作目)『恋に気づいた夜』(20作目)と「失恋系」「未練系」の楽曲もあり、「これは山口の現在の心境?」といった推測の声もあがっている。きわめつけは『カンパイ』(23作目)であろう。事件が起きた今となってはシャレにならないタイトルである。
「もともとTOKIOは、バンド編成のアイドルグループとしてデビューしました。現在はメンバーそれぞれが映画、ドラマ、バラエティ、ワイドショーと幅広く活躍していますが、あくまでも基本は音楽を中心としたグループです。初期のナンバーは恋愛をストレートに歌い上げるものが多いですね。今回の事件でこれらの曲のイメージが下がり、果ては“永久封印”とならないことを願うばかりです」(前出・同)
山口が起こした事件は、あらゆる場に損害をもたらした。それはTOKIOの楽曲も無関係ではないようだ。