占いに興味はない。しかし、安すぎる。このあたりの相場は1件2000円。1人1件オール100円というから、“占いの百均(百円均一ショップ)”である。
仕事運を占ってもらった。「3000年前のイスラエルの文書か、1900年前のギリシャの文書のいずれかを選んでください」。占い方は、選んだ本でパッとページを開け、目をつぶって1カ所を突くというシンプルなもの。指先の文字はヘブライ語の「キー(なぜならばの意)」。
運勢は「あなたの考えていることは達成するであろう」と出た。どう使えばいいのか分からないが、ラッキーナンバーも教えてくれた。的中率を尋ねると「僕は普通ぐらいです」と控えめである。
時給に換算するとバイト代の3分の1ぐらいしか稼げないらしい。「本物の占い師は一切金を取らないといいます」(古代文書占い師)。鑑定料が安いほど信ぴょう性があるってこと? まあ、信じるかどうかはあなた次第。