裕次郎さんといえば、ちょうど10年前の09年7月5日に東京・国立競技場で行われた二十三回忌法要イベントが開催された。
「抽選で5万人に焼酎と写真集をプレゼントする羽振りの良さで、約12万人が来場。ド派手な演出もあり、かかった金は30億円とも言われていた。当時、プロジェクトを主導していたのは名物専務(故人)。その専務は当時、今年の三十三回忌法要について、『東京競馬場でやれば、20万人は呼べるな。ダートコースにも入れれば、60万人はいけるよ。金は50億円はかかるな』とぶち上げていたが、もはや会社にそんな金はない」(テレビ局関係者)
かつて、石原プロといえば、新年会で出席者に現金で1万円を配ったり、大規模な炊き出しを行うなど話題になっていたが、最近、景気のいい話も聞こえて来ていない。
「16年の熊本地震後、現地で炊き出しを行ったが、その際、ジャニーズ事務所から当時SMAPだった木村拓哉らも参加。その際、SMAPの分裂・解散騒動でイメージダウンしていたキムタクのイメージアップのため、ジャニーズの資金援助があって実現したようです」(芸能記者)
どうやら、このままだと、裕次郎さんの三十三回忌は大規模なイベントの開催はなさそうだが、重大発表がありそうだというのだ。
「会社を畳むことはなさそうだが、確実に業務は縮小することになりそう。おそらく、所属タレントがいなくなり、裕次郎さんの版権管理が業務の中心になるのではと言われている」(同)
ファンも関係者も注目すべき三十三回忌となりそうだ。