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新日本G1いよいよ国内開幕、昨年は的中! 決勝カードと優勝選手をズバリ予想

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飯伏幸太、ジェイ・ホワイト

 日本時間の7日、米ダラス・アメリカン・エアラインズ・センターで開幕した新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』(G1)が、13、14日の東京・大田区総合体育館大会から日本を転戦する。

 13日はBブロックの初戦、14日はAブロックの2戦目が行われる。今年はAブロックに豪華メンバーがそろう。IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ、棚橋弘至、飯伏幸太、EVIL、SANADA、ザック・セイバーJr.、IWGPジュニアヘビー級王者のウィル・オスプレイ、WWEを退団したヒデオ・イタミやKENTAまでいるのだから、決勝進出者を予想するのはかなり至難の業である。ちなみに、ダラス大会ではオカダ、KENTA、SANADA、バッドラック・ファレ、ランス・アーチャーが白星を飾っている。

 Bブロックは、IWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也、NEVER無差別級王者の石井智宏、バレットクラブのリーダーとしてIWGPヘビー級王座を奪取したジェイ・ホワイト、WWEを退団し、ディーン・アンブローズのリングネームで、バリバリのスーパースターとして今でも世界的な人気を集めるIWGP USヘビー級王者のジョン・モクスリーとビッグネームが並ぶ。これに加えて、G1に強い後藤洋央紀や、6.9大阪城ホール大会で敗れはしたもののモクスリーと好勝負を演じたジュース・ロビンソンがかき回せば面白い。

 来年の東京ドーム大会が1.4、1.5の2連戦になったことで、今年からはIWGPヘビー級王者以外の選手が優勝した際に与えられてきた「1.4東京ドーム IWGPヘビー級王座挑戦権利証」の扱いが不透明になっている。これまでは権利証が移動した前例がないため、1.4ドーム大会メインイベントに出場するイメージが湧く選手をまず頭に浮かべて優勝選手を予想したファンやマスコミ関係者も多かったと思う。優勝者がオカダ以外の選手だった場合、どちらのドーム大会で挑戦できるのかは分からないが、あえて決勝進出者を予想してみよう。

 Aブロックは初戦でKENTAに敗れたが、昨年準優勝で、今年4月に再び新日本に所属することとなった飯伏幸太を推したい。飯伏は、自身が神と慕う棚橋から送られ続けてきたメッセージを理解した上で新日本と再契約している。今後の巻き返しに期待したい。

 Bブロックは、何だかんだ言っても成長著しいジェイ・ホワイトが勝ち上がってくるのではないだろうか。昨年のG1からファイトスタイルを変えたことが、その後のCHAOS離脱、バレットクラブのリーダー就任につながっているだけに、この1年の実績をアピールする意味でも今年のG1でアピールしておきたいところだ。

 飯伏とジェイの決勝となれば新鮮さもあり、G1らしさが出るような気がする。そしてこの一戦を制して優勝するのは飯伏幸太と予想してみた。もちろん予想通りにいかないのがG1なのだが、今年の夏はこの2人の闘いに注目していきたい。

取材・文・写真 / どら増田

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