松本が主演するのはTBSの日曜劇場枠だ。近年では「半沢直樹」や「下町ロケット」などの大ヒット作も生まれることのある時間枠だが、現在オンエア中の「家族ノカタチ」はSMAPの香取慎吾が主演するも視聴率は一ケタ続き。
ある出版関係者は「一昨年には錦戸亮が主演した『ごめんね青春!』が平均7.7%と大コケしているように、骨太な作品が求められる時間枠なんです。『99.9』のストーリーの方向性は大コケする感じではないようですが、ジャニーズ続きですからね。視聴者が食いついてくれるかどうかという不安はあるみたいですし、万が一、『家族ノカタチ』を超えられないようならばと、関係者は必死の形相になっている」。
無理もない。これまでのTBSのドラマ班はどちらかといえば、SMAPを育ててきた飯島マネージャー寄りといわれてきたが、先の独立問題でジャニーズを辞めている。
「今後のジャニーズはジュリー副社長が舵取りをするのが決まっていて、嵐はそのジュリー副社長が目に入れても痛くないほどかわいがっているグループ。ここでコケてしまえば先々のタレント起用にも影響してきますからね。必死になるのも無理はないですよ」と同関係者。
先月には放送開始1か月前にも関わらず松本がTBSの番組に出まくりという大掛かりな番宣をした。同関係者は「まだ序の口ですよ。ジャニーズに対して必死さをアピールするためにも、2週間前になったら、『99.9』のオンパレードになりますから。それだけTBSも必死なんです」。
この必死のアピールがどう視聴率に反映されるか。