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上から目線がヒドい? 日テレが嵐をディスっても許されているワケ

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 嵐のベストアルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が6月26日の発売初日、男性アーティスト歴代1位記録となる72.9万枚を売り上げた(オリコンデイリーアルバムランキング調べ)。15年10月21日に発売したアルバム『Japonism』で記録した初日売上41.3万枚をおよそ31万枚も上回る歴代最高記録をみずから更新。嵐は、男性アーティストによる“アルバム初日売上枚数記録”のトップ5位を独占することとなった。

 結成20周年を華麗に彩っている嵐。来年大みそかで芸能活動を一時休止するため、今年は音楽活動に精力的だ。アルバム発売日にオンエアされたTOKIO・国分太一司会の『テレ東音楽祭2019』(テレビ東京系)に出演。テレ東で嵐5人がそろうのは初めての“事件”だった。続いて、7月13日放送の『音楽の日2019』(TBS系)にも出演が決定。司会の中居正広とはこのおよそ10年、共演NGと勘違いされても不思議ではないほど無縁だっただけに、1人と5人の構図は見どころだ。

 そんな嵐を現在、5人そろって観られるレギュラー番組は、フジテレビ系『VS嵐』と日本テレビ系『嵐にしやがれ』。ゲストと体を使ったゲームで競う“ブイエス”と異なり、“しやがれ”はメンバーがロケもする。櫻井翔は『news zero』(日テレ系)で、相葉雅紀は『相葉マナブ』(テレ朝系)でロケに出ているが、松本潤、二宮和也、大野智はないため、貴重といえる。

 同番組は前半が、名店の高級料理を食べられる“○○デスマッチ”、ゲストの生い立ちを振り返る“○○記念館”が主なコーナー。後半が、お待ちかねの嵐タイムだ。松本が、体を張る「MJ倶楽部」。メンバーが週替わりでその世界の偉人から学ぶ「隠れ家ARASHI」。櫻井が現場へ足を運ぶ「櫻井翔〇〇へ行く!」。大野が船舶の操縦テクニックを高めていく「進め!大野丸」。相葉がアウトドアでゲストと親睦を深める「相葉雅紀のツーリング企画」。二宮の検証&チャレンジ企画「二宮和也の小っちゃな野望」ほか。すべてのコーナーに共通しているのは、ナレーションとテロップにスタッフの悪意が感じられる点だ。

 櫻井には「オマエはバカか」、「我々(スタッフ)が悪いみたいな物言いでイラッとする」、大野には「大野は大野で終わっている」、相葉には「ドMの雅紀」。「してんじゃねぇーよ!」というオレ様目線は、もはや日常だ。それでもしっかり笑いに帰結されているため、不快感は残らない。

 “しやがれ”は、嵐が活動を休止する来年が10周年。常に上から目線でいられるのは、10年の月日を重ねて構築した親愛と信頼の結晶が、そこにあるからだ。

(伊藤由華)

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