トークショーで同大会のPRキャプテンを務める舘ひろしや、五郎丸歩、畠山健介の両選手とともに登壇した櫻井は「小学校2年生のとき2年間だけラグビーをしていました」と自身とラグビーとの関わりを紹介。その上で、「たくさん語れるような立場ではないですが、先日、釜石にラグビーの取材に行ったときに、(大会を通じて)ラグビーがブームでなく文化になれればという(関係者の)お話を聞いて、その力になれればと思っています」とコメントした。
「4年前の南アフリカ戦の勝利は記憶に新しいところ。100日後、日本各地で熱狂を感じられるといいなと思います」と期待を寄せると、五郎丸選手もうれしそうな表情。4年前に大活躍した同選手は「残り100日。ラグビーの面白さを1人でも多くの方に見ていただきたい。この大会は日本が優勝しますよ。みなさん、笑っていますね。でも、これは本気ですよ。みなさん、夢を持って応援し続けましょう」と呼びかけた。
舘も4年前を振り返り、「4年前、あんまり期待していなかった。スコットランドにひょっとしたら勝てるかな、くらいに思っていました。だから南アフリカ戦は寝ていました。あれはすごかったですね。トライしたとき、画面が揺れていましたもんね」と笑顔を見せた。今大会では「日本代表をもちろん応援します」というが、「でも、ニュージーランドのオールブラックスも楽しみです」と述べ、「高校でラグビーを始めたときから僕のヒーロー。世界一のチームです」と期待していた。
(取材・文:名鹿祥史)