各紙によると、同番組は、令和への改元を前に、平成の「紅白歌合戦」を振り返るもので、2部構成。第1部では平成30年間の「紅白」の名場面を集めて放送。嵐、北島三郎、松田聖子が出演し、思い出や今だから話せるエピソードなどを語るという。
櫻井は09年に嵐として初出場して以来、10回連続で出場。2010年から2014年まで嵐の5人で司会を務め、平成最後の「紅白」となった昨年末は単独で白組司会を担当している。
8日から番組ホームページで、視聴者から名場面のリクエストを募集するというが、気になるのは、もちろん、嵐の先輩グループで、16年末で解散したSMAPの過去映像の扱いだ。
「SMAPは1991年から解散前年の2015年まで23回出場し、白組トリを1回、大トリを5回務め、紅白への貢献度は絶大。名場面のリクエストを募集すれば、当然、ファンから多くの票が集まるはず。他局の音楽番組では、当たり前のように過去映像を使用しているが、嵐が出演するのに、ジャニーズがSMAPの映像を使わせるかどうかは微妙なところ。嵐のメンバーが映像に何らかのコメントをすれば、ネット上で騒動になるのは分かりきっている」(芸能記者)
同じNHKの音楽番組でも、9日放送の音楽番組「うたコン」は、「今夜はみんなで!花の宴」と題して放送。元東方神起のジェジュン、西川貴教、日向坂46らがSMAPの名曲を披露するというが、同番組ではたびたび出演者がSMAPの楽曲を披露している。
復活を願うファンたちのためにも、SMAPの紅白の名場面をお茶の間に届けてほしいものだ。