森口は昨年7月からレギュラー化したテレビ番組『Anison Days』について、「これはもう今までにないアニソン音楽番組で、こんなにていねいに作っている番組はどこにもない」と力強くコメント。「毎回、生演奏で番組独自のアレンジでゲストの方をお招きします」「私自身も大好きな楽曲だったり新しい楽曲に挑戦させていただいています」と笑顔を見せた。
『Anison Days+』は、BS11で放送されていた番組のラジオ版。テレビ版は30分番組だが、ラジオ版は60分番組と尺が倍になる。テレビでオンエアされなかった森口とゲストのトークやリスナーとの交流の部分をラジオで深掘りしする予定だという。その意味で新番組に「+」を冠したそうだ。
また森口自身も1985年、テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』後期オープニング主題歌「水の星へ愛をこめて」でアイドル歌手としてデビューしている。同曲を作曲したニール・セダカと森口は、シンガーソングライターでアニソンも歌っていた八神純子に英訳をお願いし、ツイッターでやり取りした過去があることも明かした。今年5月に放送されたNHKのBSプレミアム『全ガンダム大投票』で森口の歌う楽曲が全ガンダムシリーズの中で人気投票1位になったことをニールに伝えたところ、「たくさんの人に愛されていることをすごく喜ばしく思います」と返答を受けたエピソードを明かし、目頭を熱くしていた。
そうした経験も含め、森口は「どんな時代でも、やっぱりアニソンは人格形成に聴いていた曲なので裏切らない」とアニソンに対する並々ならぬ思いを告白。また、今回のコラボ番組でも「BS11さん、文化放送さんの本気を感じる番組に携わらせていただけるということで私も“たぎってます!”」「永遠に続くことを…まずは目指せ還暦!」と意気込んだ。
テレビとは違うラジオの良さについて問われた森口は、「映像がない分、その時には気付かなかった細部に渡るアレンジだったりとか、アーティストさんの息遣いだったりとか…よりそこは鮮明に届く」とコメント。なお、新番組のスタートに先立って今月15日に放送された1時間のプレ特番では「長寿番組になる匂いがすごく漂っていた」「拡散希望です!」と番組への自信を見せた。
またこの日、初回ゲストとしてアニメソング界の帝王“アニキ”こと水木一郎が登場することも発表。森口は「こんな楽曲をアニキがギターで!?というふうな、素敵な大人の時間が流れること間違いなしです!!」と番組をアピールしていた。