イベントのトークにて鬼奴は、ミニアルバム「IVKI」(イブキ)のモチーフとなっている存在しないアニメーション「超空のギンガイアン」の設定について詳しく語った。99年に放映されたアニメで、初回放送時は視聴率が取れなかったが、放送終了後に行われた全話一挙再放送で人気に火がついたなど、架空の作品について細部へのこだわりを見せた。本イベントの司会を務める向は、「超空のギンガイアン」のストーリー構成に協力しており、制作こそされていないものの、1話から12話までプロット(物語の筋)まで作成したという裏話も明かした。
鬼奴がアニソン(アニメソング)にこだわった理由は、自身のパチンコ好きが関係しているという。アニメとタイアップしたパチンコ台は、当たりのボーナス中にアニソンが流れるので、とてもテンションが上がる。そこで、アニソンを歌ってみたいと、制作プロデューサーの堂島孝平に相談したところ、実際に作ってくれたのだそう。ちなみに、架空のアニメの主題歌という設定になった理由は、実際に放映するアニメとのタイアップ契約が取れなかったため。
トークの後に、2曲を生歌で披露。見事な歌声を披露した鬼奴は、リリースイベントは初めてで、観客が入るか心配していたと心情を明かす。イベント前に会場をうろついたときは人がいなかったが、イベントが始まるとたくさんの人が集まっていることに感動したと、目を赤くして語った。イベント会場には、母や夫の佐藤大(グランジ)をはじめ、よしもと東京NSC4期の同級生、黒沢かずこ(森三中)が足を運んでいる姿が見えたと言い、喜びの涙を見せた。