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江田文子〜福岡美容師バラバラ殺人事件

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提供:週刊実話

 1994年3月3日から4日にかけて、熊本県の九州自動車道PAのゴミ集積場やJR熊本駅のコインロッカーから、人の腕や胴体などが発見された。警察の捜査の結果、遺体は30歳の美容師と判明。乳房や性器がそぎ落とされていたことから、当初は性的倒錯者による猟奇的犯行と思われていた。しかし、捜査を進めるうちに同僚だった江田文子(当時39歳/現在は城戸文子)が浮上。事件当日の足取りから警察は文子を逮捕した。当初は犯行を否認し、「私も狙われている」などと自分あての脅迫状を捜査員に見せた。だが、警察がさらに追及すると、4月になって殺害と死体損壊を認めたのだった。

 夫がいる身ながら美容室の客と不倫関係にあった文子だったが、94年に入って相手から別れ話を切り出された。その原因が同僚美容師であると思い込んだ文子は、彼女の身辺を調べたが、不倫相手との接点は何ひとつなかった。それでも妄想にとりつかれた文子は、彼女を美容院の事務所に呼び出し、用意した包丁でメッタ刺しにして殺害。遺体をバラバラに切断し、異常者の犯行に見せかけるために性器などをえぐり取ってからPAなどに捨てた。脅迫状などは、捜査をかく乱するための自作自演だった。

 1995年8月、福岡地裁は「残忍極まる手口」「虚偽の供述を繰り返すなど反省も見られない」として、懲役16年を言い渡し、99年に刑が確定した。

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