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卒業&引退のSKE48佐藤 「やりきった」発言に冷ややかな声も

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佐藤すみれ 公式Twitterより

 名古屋圏を中心に活動するアイドルグループ・SKE48の佐藤すみれが、6日に行われたチームE公演に出演。SKE48からの卒業、そして、芸能界引退を発表した。

 1月の握手会には参加する予定の佐藤だが、アイドル活動は年内いっぱい。12月19日に行われる公演が、アイドル歌手・佐藤にとって、最後のステージとなる模様だ。

 佐藤は「たくさん考えて結論を出したんですけど、もう芸能界では、やりきったかなと思いました」と告白。また、「もう24歳になるので、このタイミングで1歩踏み出そうと思った」など、今回の決断に関する心境を吐露した。

 2008年、AKB48の7期生としてデビューを果たした佐藤。2014年にSKE48へ移籍し、昨年は映画「燐寸少女 マッチショウジョ」で初主演も務めた。

 順風満帆な芸能生活を送っていたように感じられるが、恐らく本人の中には、色々と思うところがあったのだろう。「アイドル活動10周年」という、節目の年を迎えるにあたり、新たな道へ進もうと決意したようだ。

 会場中に響き渡る「すみれコール」を受け、佐藤は「本当にみんなのことが好きなんです」と、涙ながらにコメント。そんな佐藤の様子は、ファンの心をさらに揺さぶり、割れんばかりの拍手が巻き起こったという。

 まさかの卒業&引退。この2つの大きな決断に対し、ファンは相当熱くなったようだ。

 しかし、ネット上には、そんな熱いファン達とは裏腹に、冷ややかなコメントが多く寄せられている。

 「誰?」「誰だよ」「誰かわからない」など、佐藤の存在を知らないという声の他に、「ブレイクもしてない小物が何をやりきったんだ?」「やりきったんじゃなくて、やれることが無かったんだろ」「この程度でやりきったって言われてもな」という、佐藤の「やりきった」発言に鋭い指摘をするコメントも見受けられた。

 10年という長い年月をかけて実績を積み、今の地位を獲得した佐藤。

 そんな佐藤の存在や功績は、SKE48のファンからすれば、非常に胸に迫るものがあるだろう。

 だが、ネット上に並ぶ冷めた反応を見ると、「ファン」と「世間」の間には、大きな温度差が生じていることがわかる。

 冷ややかなツッコミに負けず、卒業するその瞬間まで、全力で「やりきって」ほしい。

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