蛯原は「CanCam」(小学館)の専属モデル時代に大ブレーク。現在も「Marisol」(集英社刊)のカバーモデルとして活躍している。各紙によると、両社は出版社の枠組みを超えて史上初の女性誌タッグを組み、蛯原の節目を祝福するという。
小学館から出版されるのは、「YURI EBIHARA2003−2019(仮題)」。「CanCam」、「AneCan」、「Domani」に掲載された写真の中から、「みんなが好きな、みんなが選んだエビちゃん」をテーマに、ファンからのアンケートで選んだ200点以上の写真を掲載する予定。
集英社から出版されるのは、「蛯原友里フォト&スタイルブック(タイトル未定)」。全編を南仏で撮り下ろした写真とともに、美しさの秘けつや、愛する家族について聞いたロングインタビューも収録されるという。
「やはり全盛期は『CanCam』のモデル時代。同誌の部数を大きく伸ばし、蛯原を起用した商品はことごとく売れる“エビ売れ”という現象を巻き起こしたことでも話題になった。しかし、蛯原がモデルを卒業すると同誌の部数は徐々に減少。蛯原は当時かなりの影響力を持っていた」(出版業界関係者)
今や1児のママとなり、昨年4月には独立して個人事務所を設立。そんな中、節目に2冊合わせて6000円ほどのフォトブックを発売するのだが…。
「蛯原がブレークした背景には所属事務所の大々的なバックアップがあったからだが、今やそれもないし、かつての勢いもないので“エビ売れ”は期待できない。厳しい現実が本人に突き付けられるのでは」(同)
もし、売れ行きが良ければ再ブレークのきっかけになりそうだ。