昇級戦だった前走のむらさき賞(4着)は毎年、好メンバーが集結するレース。しかも、今年は超不良馬場のタフな一戦となりましたが、3番手の内で競馬を進めると、直線の追い比べでも最後まであきらめずに頑張りました。このクラスにも早々とメドを立てることができましたし、馬自身にも自信がついたと思います。
前々走では速い時計にも対応できたように、あらゆる条件で力を出せるようになったのは頼もしい限りですね。今年に入り、スクスクと成長しているのが手に取るように分かります。また、とてもレースが上手な馬で、ペースやメンバーに合わせて自在に立ち回れるのも強みです。
今回は福島コースで12頭立て。引っ張ってくれる逃げ、先行馬はそれほどいないようですので、好位からレースを進め、先行抜け出しの策を取ってくれることでしょう。今週末は雨の予報も出ていますから一層、前残りの馬場になりやすく、展開、条件も向きそうですね。
中間、バシバシ攻め馬ができているように、調子の良さも目立っています。人気の盲点になっているここは、配当的にも妙味たっぷりですね。