秋3戦は勝ち星に見放されていますが、3走前と前々走の敗因は明らか。3走前の秋嶺Sは道悪がすべてですし、前々走のドンカスターSは展開が向きませんでした。それでも、4角15番手からメンバー最速の上がり3F33秒8の末脚を駆使し、0秒4差なら悲観することはないでしょう。
もともとが使われながら良くなるタイプ。叩き3戦目だった前走の冬至Sは0秒2差4着ながらも、先着を許した3頭は重賞級レベル。むしろ、同等に競り合えたことで、改めてこの馬の底力の高さが分かったと思います。
この脚質ですので確かに展開の助けは必要かもしれません。しかし、今回は前走よりもメンバーが手薄ですし、中山のマイル戦にも勝ち星がありますからね。中間はさらに機敏な動きを披露、好時計を出しており、馬体も締まってきました。叩き良化型らしく最近の中では一番のデキを誇っています。
ここはパワーアップした豪脚で一気に突き抜けます。