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AKBドラマの産みの親のありのまま

 民放としては異例の9夜連続ドラマ、AKB48主演『桜からの手紙』(日本テレビ系)が、話題を呼んでいる。その脚本を手がけた旺季志ずかにお話を伺った。『桜からの手紙』最終回に込められた想いとは?

 −−すごい反響ですよ、志ずかさん。
 「あら、そうなの」

 −−ネットとか見ないんですか。
 「インド行ってきたばっかりだし」
 旺季志ずかは、淡々と語る。

 −−なんか、発見ありましたか。
 「みんな、ありのまま、そのまんまでいいってことかな」
 『女帝 薫子』、『トイレの神様』の脚本も好評だった、旺季志ずかは、インドで何かを得たようだ。

 −−今回、シナリオを書く上で苦心したことってありますか。
 「いろいろあるけど、なんといっても、ひとつのエピソードが、10分の尺ってことよ」
 尺とは、業界用語で、収録時間をいう。

 「この短い尺で何を描けるか、通常のドラマづくりとは違う工夫が必要だったわ」
 『桜からの手紙』は、七つのエピソードが、並行して進む。

 「毎回、見逃さないように見て頂くのは大変だと思うけれど、今が旬の彼女たちのパワーを画面から感じとってくれたらうれしいな」

 −−今回、作品に込めたテーマは?
 「最終回に明かされるわ」

 −−そんなこと言わずに、ちょっとだけ教えてくださいよ。
 「じゃ、特別。世界が愛の現れだと気づいたことから今回のテーマにいきついたの」

 −−愛の現れ…。
 「最終回は、1時間枠で、じっくり描いてるし、最後だけ観ても楽しめるつくりにしてるから」

 −−途中、見落とした人も安心ですね。篠田麻里子のファンでしたけど、高橋みなみや、板野友美も気になるようになりましたよ。
 「ありのままの君でいい。ありのままの君がいい」

インタビュアー:しあわせマスター リーラ(山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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