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93歳・内海桂子師匠 被災地高齢者の胸中を代弁「年寄りには無理」

 ベテラン漫才師の内海桂子師匠(93)が17日、自身のツイッターを更新。14日に発生した熊本県の大地震に関して、被災地高齢者の胸中を代弁し訴えかけた。

 内海師匠は「震災時には私は年寄りだからよろしく願いますと申請するのもありだと思う」と考えを示し、「車があるからそこで一夜を明かすのは人様に迷惑をかけたくないからなんだろうが年寄りには無理」と同じ高齢者の立場として気持ちを代弁。

 そして、「少しでいいから布団で横になりたいと言うのも重要」と指摘し、「板戸にマットレスを敷いた簡易ベットを避難所に持ち込む事は出来ないものか」と提案した。

 14日に熊本県で震度7、16日にも震度6強を観測し、その後も震度3以上の地震が多発している九州地方。被災地では現在、避難場所不足や食糧不足などが問題視されているが、もう一つ寝床に関して深刻な問題が浮上している。
 
 現在、度重なる余震を恐れ、駐車場や学校の校庭に停めた車の中で寝泊まりする被災者も数多くいる。精神的にも肉体的にも辛い中で、長時間狭い場所で同じ姿勢でいることによりエコノミークラス症候群を発症する被災者もおり、亡くなった女性(51)も確認されている。

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