モデルのダレノガレ明美は自身のツイッターで、様々な情報を拡散し、被災者を勇気づけるコメントをつぶやいていた。しかし18日、ネットユーザーから批判を受けたことを明かした。「ダレノガレの震災関連のリツイート凄いんだけどさ、指で操作するだけじゃなくてなんか行動すればいいのに」という批判。この批判に対し、ダレノガレは「熊本に行きたくても、問い合わせをしたところ今は立ち入ることができません! っと言われました。なので記事を載せる事しかできません。すみません」と謝罪。
タレントの矢口真里は18日、自身のブログを更新。「毎日私に出来ることはと考えているのですが、今のところ募金をして、ニュースで見守ることしかできません」と語り、「もっと考えてみます! 皆さんが元気になれる方法を!」と被災者に対する支援を熟考することを明かした。しかし、ネット上では「でしゃばるな」「表舞台に出るな」「禊は済んでいない」などと批判が浴びている。
そして、女優の藤原紀香は連日自身のブログを更新し、被災者にエールを送り続けている。19日に更新したブログでは、「家のことも、外のこともやることがたくさんあり、睡眠はあまり取れていませんが…」と説明しながらも、「“やらないより、やったほうがいい”と思っています」と今後も最大限支援していくことを表明。「寄付や物資でのお手伝いはもちろんのこと、なにかしらのお役に立ちたいと思っています」と綴っている。しかし、藤原のブログが更新される度に、ネット上では「イラっとする」「説得力を感じない」「黙って」などと批判が集中している。
ただ、批判を受けているのは支援者側の芸能人だけでなく、被災した当事者にも及んでいる。
4年前から熊本県に在住している井上晴美は自身のブログで、被災状況や物資情報、心境などリアルに語っていた。井上のブログは注目を浴び、数多くのネットユーザーからは心配する声が上がっていた。実際に被災地に住んでいるだけに貴重な情報だったが、ネット上では「愚痴りたいのはお前だけじゃない」などと批判するユーザーも出現。井上は18日、「発信やめます これ以上の辛さは今ごめんなさい」と書き込み、ブログを停止することを発表した。
何をしても批判される芸能人。まさに“進むも地獄、退くも地獄”状態。一体、芸能人はどう対応すれば良いのだろうか!?