そんな森田の女性遍歴といえば、かつてまだ10代だった上戸彩と約8年もの間交際したり、近年はセクシー女優・美雪ありすとの同棲生活が話題となった。中でも印象的なエピソードは、ある記者が森田と美雪に突撃取材を敢行した時のこと。彼は「俺は逃げないから!」「俺の写真を使ったり、記事にするのはいい。でも彼女は大変なんです」と必死に恋人を守ったことで、その姿が“男らしい”と一部から称賛された。
しかしその美雪とも今年の春頃には破局。これまで年下ばかりと付き合ってきた森田だったが、今回はなぜか年上である宮沢と交際を始めたのである。一体、彼は宮沢のどこに惚れたのか。そこにこそ森田を落とす糸口はある。
宮沢といえば、155万部のベストセラーを記録した『サンタフェ』の女という印象が強い。だが彼女の写真集に世間が騒いでいた頃、森田はまだ小学生。その写真集を見たくても見れない環境にあったことだろう。つまり幼少期に抱いた『サンタフェ見たい!』という欲望が大人になって爆発し、現在の宮沢に惹かれていったと考えるのが自然である。
そこで私たちに出来ることは、まず自分の家の玄関ドアを、ドリルで外してみよう。そしてドアをノコギリで、サンタフェの扉型にくり抜き、自分は全裸に。続いてドアに胸と股間部分を接着剤で引っ付ければ、これはどう見ても日本で一番有名な表紙であるサンタフェコスプレの出来上がり。あのドアの秀逸な所は、顔以外の秘部が、適度に隠れていることであり、そのまま外出しても問題ない。
最後は、その格好で森田が自宅に帰ってくるのを待ってみよう。おそらく再び、別の週刊誌記者が彼を突撃してくるはずなので、サンタフェコスプレのまま飛び出すこと。そして記者の前に回り込み「私は逃げないから〜〜〜!」と訴えかけよう。すると記者は一旦、無視するだろうが、諦めず再び彼の前に回り込み「私の写真を使ったり、記事にするのはいいよ! でも森田くんは大変なんです!」と説得すれば、さすがの記者も撤退するはず。その際、森田側からは、こちらのお尻や背中が丸見えなので、“そこまでして自分を守ってくれた!”と彼は私に好感を持ち、もうその時点で落ちている。
文・篠田エレナ
母子家庭で育ち、貧困時代は、使用済み衣類をインターネットで売買しながら生活する。それからセクシーキャバクラ嬢に転身し、ナンバー1の地位に登りつめるも、客から乳頭をかじられ負傷したため業界を引退。その後は日本人を代表して、女性の痛みや苦しみを伝えるべく、意識高い系ノンフィクションライターとして活躍している。