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かつては父に楽曲提供も 孤独死していた北島三郎の次男

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北島三郎

 演歌歌手の北島三郎の次男で、元ミュージシャンの会社役員・大野誠さんが、東京都調布市の自宅で亡くなっていたことを各社が報じた。フジテレビ系のニュース番組「FNNスピーク」が報じた。

 フジテレビ系のニュース番組「FNNスピーク」が報じたところによると、3月3日、誠さんと連絡が取れないことから家族が警察に連絡。警察と家族が自宅を訪れたところ、亡くなっている誠さんを発見した。誠さんは衣服を着たままで、死後1週間程度が経過し、病死とみられるという。

 もともと大野さんはロックバンド「1st BLOOD」のボーカルMAKOTOとして1988年にデビュー。同バンドの「American Dream」と北島の「年輪」の両シングルは、オリコン史上初の「親子同時チャートイン」を果たしていた。

 「当時、タレントの北野誠がMAKOTOの芸名で活躍していたが、北島側が北野にMAKOTO名義の譲渡を申し入れ、北野は芸名を本名に改名した。さすがに北野も北島の申し出を断るわけにはいかなかったようだ。同バンドは2枚のアルバムを発売後、解散。誠さんはその後、大地土子のペンネームで、北島の曲の作詞・作曲を手がけ、北島の長男が社長を務める北島の所属事務所の役員でもあった」(ベテラン芸能記者)

 父は歌手活動はもちろん、最近は名馬・キタサンブラックの馬主としてもスポットライトを浴びていた。なお、北島の他の家族は三女が女優・声優・歌手の水町レイコ。次女は北島の愛弟子である演歌歌手の北山たけしと結婚している。誠さんの存在がクローズアップされることは多くなかったが、北島の子供はスター街道を歩んでいる。

 誠さんの死は、状況からして孤独死とみられる。一部スポーツ紙のネット版によると、北島の所属事務所は亡くなったことを「事実」と認めたという。

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