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東京近郊パワースポット探訪(4)「神田明神」

 先日、神田明神に行ってまいりました。御茶ノ水駅から5分ほど、秋葉原駅からも10分ほど歩けば、立派な鳥居が見えてきます。

 神田明神の正式名称は「神田神社」といい、神田・日本橋・秋葉原・大手町など、108か町会の総氏神となっています。
 社伝によると、天平2年(730年)に武蔵国豊島群芝崎町に入植した出雲系の氏族が大己貴命を祖神として祀ったことに始まり、江戸時代に江戸城増築に伴い、現在地に遷座しました。
 御祭神には一之宮として大己貴命(おおなむちのみこと・だいこく様)、二之宮として少彦名命(すくなひこなのみこと・えびす様)、三之宮として平将門命(たいらのまさかどのみこと・まさかど様)の三神が祀られています。

 神田明神に訪れるとまず驚かされるのが、スケールの大きさです。
 私が参拝したのは土曜日でしたが、特別な行事などが行なわれていなかったのにも関わらず、境内には参拝者が溢れており、私が今までに訪れたことのある神社・仏閣の中では、一番の賑わいをみせていました。御守を売っている鳳凰殿にも、人が並んでいるほどです。
 売られている御守はさまざまで、商売繁盛や縁結びの定番のもの以外にも、「ペット守」や「IT情報安全守護」など、あまり他所では見かけないものもあります。お札としては神田大神太玉串や、御祭神としても祀られている平将門公の将門様御神札などがありました。

 立派な御神殿で手を合わせた後に、その裏手にまわると、数々の小さな社や塚、記念碑などがあります。お稲荷様から金比羅様まで、その数は十指にあまるほどです(正確な数を把握しきれずに申し訳ありません)。
 この場所は境内の中でも人が少なく、ゆっくりと静かに見て回れるので、神田明神に訪れた際には、御神殿の裏手にも回ってみるのも面白いと思います。

(「実話怪談記者」へみ 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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