18日から『SEASON 19』が放送されることが決定している『科捜研の女』だが、放送に先駆けて、公式ツイッターアカウントが開設となった。しかし、公式サイトによると、「番組の公式アカウントは、通常の場合番組スタッフにより運用されるものですが、『科捜研の女』の公式アカウント、『科捜研の女(をみる女)』は、なんと番組の一ファンによって運用されます!」と、“中の人”と呼ばれるツイッター運営者は、一般のファンであることを発表。起用のきっかけについて、番組サイドは「プロデューサーが参加したとある打合せの時のこと。相手先の会社で『科捜研の女』の熱狂的なファンを紹介され、そのあまりの熱烈ぶりに感銘を受け、ファン歴はまだ浅いものの、公式アカウントの運用を依頼することに」と説明していた。
公式ツイッターも「私、科捜研の女を愛しているイチファンで御座います」と挨拶。「私のようなただのファンが公式をやっていいものか分かりませんが」としつつ、「週に1回番組の方から頂く情報を包み隠さず光の速さで発信させて頂こうと思っています」と意気込みをつづった。また、ファン歴がまだ浅く、全てのシーズンを見ていないとのことだが、1月3日に放送された『科捜研の女スペシャル』(テレビ朝日系)は視聴したとのことで、その感想を熱くつづっている。
これまで公式SNSがなく、一般ユーザーの感想が広く拡散されたりなどしていたが、番組によると「放送のたびにファンのみなさまの投稿で大いに番組を盛り上げていただきましたが、今後は番組の公式アカウント『科捜研の女(をみる女)』が、熱烈なファンだからこその愛あふれる視点で、ファンのみなさまが知りたい情報をどんどん発信していきます」とのこと。この試みに、公式ツイッターのもとには「熱量すごくて期待できる!」「ファンと番組の一体感を感じる」「公式と一緒に盛り上がれるの楽しみ」といった声が集まっている。
「しかし、一方では『たまたま制作者側と出会ったか出会わないかで線を引かれてしまったモヤモヤ感がある』『個人的感想が多すぎて公式に合わない』『物珍しさ重視で古参ファンをないがしろにするのってどうなの?』といった声も。公式SNSアカウントの醍醐味のひとつに、オフショットの掲載もありますが、アカウントをフォローすると、おのずと“中の人”の感想を見てしまうことに。他人の『感想の押し付け』を嫌う視聴者も少なくなく、物議を醸しているようです」(芸能ライター)
一部ファンの怒りを買ってしまったようだが、果たしてこの試みは吉と出るか凶と出るか、今後も注目したい。
記事内の引用について
『科捜研の女』公式サイトより https://www.tv-asahi.co.jp/kasouken19/
『科捜研の女』公式ツイッターより https://twitter.com/kasouken_women