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明らかになった美輪明宏を支える養子の素性

 昨年おおみそかのNHK・紅白歌合戦でヒット曲「ヨイトマケの唄」を熱唱し各方面から大絶賛された美輪明宏だが、養子の男性がいたことを発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。

 同誌に美輪が明かしたところによると、美輪の付き人が辞めたため、親友の紹介で養子の男性が文学座の研究生をしていた17歳の時に美輪の付き人になったという。

 男性は眉が濃く、目鼻立ちがはっきりしており、俳優の神田正輝を真面目にしたような感じの風貌で、美輪のもとで役者としての腕を磨き、78年放送のNHKの大河ドラマ「黄金の日日」などに出演。その後、数年で役者を廃業し、再び美輪の付き人として働き始め、現在は美輪の所属事務所「オフィスミワ」の社長をつとめているという。

 美輪によると、男性の両親が亡くなってから「そろそろウチの籍に入ってもらっていい?」と養子になることを打診し、男性が了承したというが、これまで40年以上男性は美輪のために尽くしてきただけに、「ただ報いてあげたいと思うじゃないですか! 感謝です一生懸命陰ひなたなくやってね」と養子にした理由を明かした。美輪の遺産は数十億円とも言われているようで、その相続が気になるところだが、「そんな大金はありませんよ(笑)。大半は税金で取られるので残らないです」と話したという。

 「『ヨイトマケの唄』は母親の愛情を歌い上げた名曲で、紅白出演で若いファンが増えたが、自分のために尽くしてきた男性を養子にしたことでさらに好感度がアップすることになるだろう。長年尽くしてきた側近でもあっさり切り捨てる芸能人も多いだけに、美輪の姿勢はほかの芸能人も見習うべき」(芸能記者)

 今後、美輪へのオファーがますます増えそうだ。

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