この日の放送では、太田光が番組冒頭、「マーシー、本当にもうな、しょうがないな」と呆れ気味に話し、相方の田中裕二も「こればっかりは……」と言葉を濁すにとどまった。
太田は田代容疑者の逮捕歴の回数を引き合いに出し、「四度目五度目、もうね『ミニにタコだよ』」と話し、田代容疑者が2000年の盗撮事件に関して発した釈明フレーズを用い、笑いを誘っていた。
80年代末にデビューした爆笑問題は、田代容疑者がミュージシャンからコメディアンとなって行く時期とかぶっている。ほぼ同時期にテレビで活躍を始めただけあって、色々と思うところはありそうだ。10日放送の『サンデージャポン』(TBS系)においては、テリー伊藤によるインタビューも行われていた。
太田は「さすがに元気出ないよ。ニュース聞いてもね」と話すと、田中から「元気になるのもおかしいでしょ」とツッコまれていた。太田は地方のラジオ番組などを細かくフォローしていることで知られているが、田代容疑者がやっていたYouTubeチャンネルも視聴していたようで、「ブラックマーシーとか言うけど、ホワイトマーシーの間違いないんじゃない。オフホワイトからブラックだけど」と話し、覚せい剤の隠語である白い粉と、雨上がり決死隊の宮迫博之の不倫釈明フレーズを掛け合わせ、笑いを誘っていたが、最後には太田は「残念だよね」と田代容疑者の逮捕にコメントを寄せていた。これを受け、ネット上では「『サンジャポ』と違って太田ボケるな」「やはり同業者として残念な思いも抱えているだろう」といった声が聞かれた。
田代容疑者の逮捕に関しては、ナインティナインの岡村隆史、元U-turnの土田晃之などが田代容疑者との共演の思い出をラジオ番組で語っていた。爆笑問題、特に太田光も田代容疑者の逮捕に複雑な心境を抱えているようだった。