キースは、ジャーナリストのマルクス・ラーション氏からパリでインタビューの最中に、ストーンズに対してネガティブなレビューをした人物が彼だと気付き、激怒して攻撃を加えたという。
ラーション氏は2007年にスウェーデンのゴッテンンブルクで行なわれたストーンズのコンサートに対し、5点中2点を付け、バンドを「アマチュア」だと評価していた。
スウェーデンのアフトンブラーデット紙は、「インタビューは、ロックスターがマルクス・ラーションを脅し、頭を殴ったところで終わった」と報じた。脅して殴った後、すぐにキースは、ラーション氏に対し「生きてここを出られたテメーはラッキーだ」と言ったとも伝えられた。
キースはロックな人生と妥協しない態度で知られ、ラーション氏が誰であるか気付いたキースは、ラーション氏に対し公式に謝罪を要求したと報道されている。
「そのロックスターのムードは突如激変した。彼の瞳が黒くなり、ひどく激高していた」「キースは立ち上がり、我々に明かりを消すように言うと、すぐに意見の相違を和解するように提案してきた。最初、私はただ驚き、彼が冗談を言っているのかと思ったが、すぐにそれが真剣なものだと悟った。私は居心地が悪くなり、とにかく早くここから出たいと思った」
しかしキースの代理人は、この話を否定した。この代理人は、キースはラーション氏の単に軽く叩いただけだと語っている。
「20分のインタビューの終わりに、キース・リチャーズは少々バカげた質問に対して、冗談でジャーナリストの頭を軽くたたきました」「インタビュー中に部屋にいた全員から、ラーション氏のイマジネーションがみんなを出し抜いたことを許容されたということです」