田宮は映画「白い巨塔」で知られる俳優の故・田宮二郎さん(享年43)の二男で兄は俳優で教師の柴田光太郎。同誌によると、ウェイトトレーニングをしている最中に自宅で倒れた田宮は緊急搬送され、8時間に及ぶ大手術を受け、4日間意識が戻らず生死の境をさまよったが奇跡的に一命を取り留め、2カ月たった今も入院中。浅野は当時、現在、都内で公演中の舞台の稽古を連日こなしていたが、稽古を終えると病院に駆けつけ、献身的に田宮の看病をしているというが、浅野のハートをつかんだ田宮は大物の二世ながら、決して“親の七光り”に甘えることはなかった。
「幼少から父に憧れて俳優を志していたが、『俳優になるなら人間を知ってから』との父の遺言を守り、大学在学中から日本語教師や住み込みの新聞配達、料理人、大工、造園業、司法書士事務など数十種に及ぶ職業を経験。06年、39歳の時に田宮英晃の芸名でデビューし翌年、芸名を田宮五郎に改名した。芸名の姓は父親の芸名、名は父の本名の吾郎に由来しているが、父の代表作『白い巨塔』での役名が『財前五郎』であることを意識していると思われる」(舞台関係者)
同誌によると、2人は少なくとも2年前から同棲し、2人とも近所の住民に「結婚を考えている」と公言していたというが、しばらく浅野に浮いた話しがなかっただけに、田宮との真剣な交際ぶりがうかがえる。
「トレンディドラマで活躍していた時期に、当時プロ野球・巨人の人気選手だった、現在はタレントの定岡正二や外国人男性との交際が報じられたが、田宮はそれ以来。50歳を過ぎてようやく結婚を意識し始めたようだ」(芸能記者)
11日の舞台終演後、集まった報道陣に対し浅野は「失礼します」とだけコメントして車に乗り込んだというが、田宮の1日も早い回復が望まれる。