三連休の初日にスタートとなった同作だが、なんと、初週から興行収入ランクキングのベスト10圏外という事態に。どうやら滑り出しは絶不調のようだ。
同作は、米澤穂信の人気小説が原作であり、映画化のみならずアニメ化もされている。原作もアニメも高い人気を誇るだけに、今回の映画化も大成功するかと思いきや、いざ、蓋を開けてみると、実際の結果は散々なものだった。
なぜ、これほどまでに「大コケ」となってしまったのか。
ネット上の評価を見るかぎり、広瀬アリスの女子高校生役が敗因だったのではないかと思わされる。
「無理がありすぎる」「コスプレにしてもキツイ」「イメクラじゃねーんだからさ」など、広瀬の女子高校生ルックに対し、厳しい声が多く寄せられていた。
また、「JKモノのAVみたいだな」「制服姿はAVにしか見えない」「漂うAV感」「なんかAV女優にしか見えんわ」といったコメントも多数並んでいる。
広瀬は、現在22歳。年齢もそうであるが、ビジュアル的に女性高校生役を演じるには成熟している印象だ。これでは、見る者に違和感を与えてしまうのも仕方ないかもしれない。
ただ、一見マイナスと思われる部分を、あえて逆手にとるというやり方もあるだろう。AVチックな雰囲気を楽しむようにすれば、それはそれで、ファンにとっては有意義なものになるかもしれない。
妹である女優・広瀬すずの方も、先日公開されたばかりの主演映画「先生!、、、好きになってもいいですか?」が大コケと言われている。公開初週、興行収入ランキング5位でスタートし、2週目で8位までダウンという結果だ。
初週でいきなり圏外、というアリス主演の同作に比べれば、まだマシな方だといえるだろう。