『レッスルマニア』が終わり、WWE女子タッグ王座を狙うアスカ&カイリ・セインの日本人女子スーパースタータッグが、マンディ・ローズ&ソーニャ・デビルと対戦した。王者チームのアイコニックスがゲスト解説で見守る中、代理人のペイジからタッグ名が“カブキ・ウォリアーズ”になったことを知らされたアスカ&カイリは強敵相手に躍動した。
カイリはカブキエルボーをマンディに叩き込めば、アスカがヒップアタックをソーニャに決めるなど攻め込んだ。スライディングDをポストに誤爆したカイリがマンディ&ソーニャに捕まって苦戦したが、交代したアスカがマンディを攻撃で圧倒すると、最後はマンディの隙を突き、丸め込みで3カウント。カブキ・ウォリアーズはチーム名が決まってからの初戦に勝利した。女子タッグ王座へ向けて前進したと言えるだろう。
試合後、アスカとカイリは「ついに私たちのタッグネームが決まりました。その名もカブキ・ウォリアーズ!アイコニックスもビビってるんじゃないですか。カブキ・ウォリアーズが必ずベルトを取りますよ」と王座奪取を宣言した。アスカは6月末に東京公演(両国国技館)での凱旋が発表されているが、カイリはまだメンバーに名を連ねていない。しかし現在の流れを見ていると、カブキ・ウォリアーズとしての凱旋に期待がふくらむ。今後の発表に期待したい。
またファームブランドNXTを統括するトリプルHがツイッターで『NXTテイクオーバー: XXV2』の対戦カードとして、王者シェイナ・ベイズラー対紫雷イオのNXT女子王座戦と、王者ジョニー・ガルガノ対アダム・コールのNXT王座戦を発表した。先週のNXTでは怒りを爆発させたイオが練習中のシェイナを襲撃してスタッフに仲裁されるトラブルもあっただけに、この因縁の対決は激戦必至。さらにイオはツイッターで「誰が次のNXT女子王者になると思う?私は自分だと信じてる!私はすべてを変えるためにここに来た!」と悲願の王座戦に向けて闘志を燃やしている。同大会は日本時間6月2日に世界配信される。イオもカブキ・ウォリアーズに負けられない。
文 / どら増田
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