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すっかり仕事がなくなった沢尻エリカ

 昨年の主演映画「ヘルタースケルター」を最後に表舞台から姿を消した女優の沢尻エリカだが、同映画の監督をつとめた写真家で映画監督の蜷川実花氏が30日、沢尻との2ショット写真をブログやツイッターで公開した。

 写真は29日に都内で行われた大手ファッションブランドのパーティーで撮影されたもので、「エリカも一緒でした」と2ショット写真を掲載。気心の知れた蜷川だけに、沢尻は、唇をとがらせ、あごに人差し指を当てたおどけたポーズをとりゴキゲンがうるわしい様子だった。

 沢尻といえば、一時期は芸能ニュースで大々的に取り上げられた夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛氏との離婚問題がいまだに宙に浮いたまま。にもかかわらず、今年3月には“新恋人”のデザイナーとの“お泊まりデート”が報じられるなどプライベートは充実しているようだが、仕事はオファーすらないというのだ。

 「昨年の『ヘルタースケルター』の公開前に『週刊文春』(文芸春秋)で大麻を常習し、それが原因で前所属事務所をクビになったことなどが報じられ大幅にイメージダウン。映画では沢尻が体当たりの濡れ場に挑み、興行収入21.5億円のヒット作となったが、業界では『取り扱い注意』のタレントの仲間入りを果たしてしまった」(広告代理店関係者)

 沢尻が所属する個人事務所は大手レコード会社・エイベックスとマネジメント契約を交わしているにもかかわらず、もはや、同社の力を持ってしてもどうにもならないのが現状だとか。

 「同社は映像部門が好調で、今年3月の連結決算で創業以来最高益を達成。沢尻と契約を交わした目的は、映像部門強化のためだったが、沢尻の“貢献度”がそれほどないにもかかわらずの業績だけに、沢尻との契約を見直さなければならない時期に来たような気がするが」(レコード会社関係者)

 沢尻の演技力は評価が高いだけに、このままだと“宝の持ち腐れ”になりそうだ。

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