レースは好発から2番手グループを追走し、そのまま手応え十分に抜け出した。1分50秒3(良)の勝ち時計は平凡だが、武豊騎手は「いい走りをする。距離はもっと延びた方がいい。これからが楽しみです」と期待を寄せた。500kgを超える雄大な馬格の持ち主。2戦目が大いに注目だ。
一方、8日(土)の芝1400m戦は同じく武豊騎手が手綱を取ったベストロング(牡、父コロナドズクエスト、母ヒットザボード=栗東・領家厩舎)が逃げ切りV。勝ち時計は1分22秒6(良)だった。
好発からハナを奪うと、直線でもしぶとく伸びての味のある勝ちっぷり。今後はマイル前後での活躍が見込めそうだ。
この日、もうひと鞍組まれていたダ1200m戦はリバータウン(牡、父ディアブロ、母キャロットウイン=栗東・坂口則厩舎)が2番手から抜け出し3馬身半差の圧勝を飾った。勝ちタイムは1分13秒6(良)。
ラスト1F13秒9のラップはほめられたものではないが、ゴール前は流す余裕も。今後は時計短縮が課題となりそうだ。
(写真=ツルマルストーム)