新馬に続き、500万条件(2200メートル)をメンバー最速の差し脚で連勝した逸材でもある。青葉賞2着、ダービー7着と春は重賞に手が届かなかったが、実力は確かだ。斤量53キロもアドバンテージになる。
ラジオNIKKEI賞(5着)を最後に放牧。約3か月半のブランクを抱えているが、ここまで山のようなケイコを積まれ、仕上げに抜かりはない。520キロとメンバー屈指の巨漢だが新馬勝ちしているように、久々は苦にしないタイプ。
母のトウザヴィクトリーはエリザベス女王杯をはじめ、全6勝を挙げた名牝。血統的にも奥が深く、チャンスは大きい。
強敵は漁火Sを圧勝、完全復活をアピールしたトーセンジョーダン。素質は高く、好勝負必至だ。 単騎逃げの見込める、メイショウレガーロが逆転候補。
◎3トゥザグローリー
○9トーセンジョーダン
▲4メイショウレガーロ
△5サンライズベガ、13イコピコ
10R「秋嶺ステークス」(ダ1600メートル)はインオラリオの逃げ切り。
昇級戦の前走「ながつきS」で0秒2差2着と好走、早くもメドを立てたように能力は相当高い。デビュー以来、度重なる休養を余儀なくされキャリアは〈4311〉と3歳馬並み。
5歳馬とはいえ、プラスアルファは計り知れない。ハンデも据え置きの57キロなら、チャンスは十分ある。
◎3インオラリオ
○15ユノゾフィー
▲4ロラパルーザ
△1キャトルキャール、9ピースオブパワー
9R「東京ハイジャンプ」(芝3300メートル)はコース巧者の、ギルティストライクに白羽の矢。
レコードを含め2戦2勝と、自分の庭も同然。目標レースだけに、細工は流々仕上げをごろうじろ。信頼度は高い。
◎3ギルティストライク
○14コウエイトライ
▲8トーワベガ
△1エイシンボストン、6マイネルネオス
8R「相模湖特別」(芝1400メートル)は今夏を境に、地力強化の目覚ましいハーティンハートが狙い目。得意の左回りなら、今度こそだ。
◎2ハーティンハート
○3マイネルエデン
▲6コウヨウサンデー
△12サザンスターディ、17サトノジューオー
最終Rは休み明け3戦目で走り頃の、パールシャドウをイチ押し。春は準オープンで再三勝ち負けしてきた実績があり、ここでは役者が違う。順当にチャンスをつかむ。
◎10パールシャドウ
○6マイティースルー
▲1サンデーミューズ
△2メジロスプレンダー、4プラージュ
京都11R「デイリー杯2歳ステークス」(芝1600メートル)は素質馬の、クリーンエコロジーが新潟2歳S(1番人気10着)のリベンジ。
◎10クリーンエコロジー
○3アドマイヤサガス
▲12レーヴディソール
△4トップシャイン、6メイショウナルト
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。