重賞勝利は、NHKマイルC(09年ジョーカプチーノ)、ファルコンS(同)、小倉大賞典(10年オースミスパーク)の計3勝。
クラシック戦線に新星が出現した。その名はハンソデバンド(父マンハッタンカフェ)。
7日の東京11R「共同通信杯」(GIII・芝1800メートル)でハナ・クビの接戦を制し重賞初制覇。3連勝と破竹の勢いで、クラシックロードを突き進む。勝ちタイムは1分48秒2。
薄氷を踏む勝利だった。蛯名騎手は、「(ゴールした瞬間は)外の馬に差されたと思ってしょんぼりしたけど、電光掲示板を見たら勝っていたので『やった〜』と思った」と、喜びもひとしおだった。
「フットワークが良いし、性格も真面目。これからが楽しみ」と、視線の先にしっかりクラシックを見据えていた。
2着ダノンシャンティ3着アゼリオ。蛯名騎手、尾形調教師とも共同通信杯2勝目。