山田信騎手を背に単走で馬場の真ん中を通り、5F62秒4→48秒5→36秒3→11秒8(強め)を計時。直線でステッキが3発入るとグッとハミを取り、力強いフットワークでゴール板を駆け抜けた。
桜花賞後は山元トレセンに放牧に出され、リフレッシュするとともに、坂路で再び鍛えられてきた。14日に帰厩した時は体が少し太かったが、今朝の動きを見届けた出川龍師は「桜花賞くらいのデキには仕上がっていると思う」と納得の表情だ。
その桜花賞は南関東所属馬として初めて挑戦し、15着と中央の洗礼を受けた。しかし、一線級を相手に闘った経験は「プラスになったはずだ」と師は分析する。「今回は相手もいくらか楽になるし、秋につながる競馬ができれば」今後は秋華賞トライアルの紫苑S出走(4回中山)も視野に入れており、後半戦への試金石となる一戦となりそうだ。