もともと、秋華賞でGIメンバー相手に3着と好走した素質馬。むしろ、まだタイトルがなかったのが不思議だが、ついに千載一遇のチャンスが到来した。初ダートながらレコードの3着と好走した、関越Sがその呼び水だ。
関越Sのあと新潟に腰を据え、渾身の仕上げで挑む。滞在効果が大きいのは火を見るより明らか。最終追い切りでラスト11秒8と抜群の切れ味を発揮したのが、何よりの証拠。プラスアルファは計り知れない。
ここまで<2001>と抜群のコース実績を残しているのも、夏に強い牝馬の象徴といえる。調子、距離、コースと三拍子が揃っており大いに期待したい。伝家の宝刀がさく裂する。
当面の相手は、米子Sでキッカケをつかんだインセンティブガイ。マイルは全6勝を誇るエキスパートだけに、好勝負。
実績からカンパニーも圏内だが、アポロノサトリほか、伏兵陣も多士済々。