レインズは昨年10月に白血病であることを告げ闘病に入ったが、今年2月にロウに登場。回復したことを報告し劇的に復帰を果たした。3月のPPV『ファストレーン』では人気ユニット、ザ・シールドとして復帰戦も行った。日本時間4月8日に開催される世界最大のプロレスイベント『レッスルマニア35』では、ブロック・レスナーが保持するWWEユニバーサル王座への挑戦が決定しており、王者として来日してできるかどうかが注目されるところ。
日本でも人気があるレインズは昨年8月にエディオンアリーナ大阪で開催された『WWE Live in Osaka』にユニバーサル王者として来日。ブラウン・ストローマンを相手に防衛に成功している。父はWWE殿堂入りを果たしたワイルドサモアンズの弟シカ・アノアイ。ザ・シールドは2012年にディーン・アンブローズ、セス・ロリンズとともに結成。レインズの格を上げるキッカケになったユニットだが、これまで何度か解散劇を繰り返しており、今回の復活は白血病から再起したレインズの希望に他の2人が応える形での復活となった。
今年の東京公演には、ブラウン・ストローマン、ザ・シールドのセス・ロリンズ、フィン・ベイラー、ボビー・ラシュリー、ドリュー・マッキンタイア、アライアス、ボビー・ルード、チャド・ゲーブル、アレクサ・ブリス、サーシャ・バンクス、ベイリー、ナイア・ジャックス、ナタリアといったロウのメンバーが大挙として来日。スマックダウン女子王者アスカの凱旋も予定されている。
昨年はアンブローズも来日し、ザ・シールドのスリーショットがエンディングで見られたが、追加来日メンバーが誰になるのかは、公演ギリギリにならないと分からないのがWWE日本公演のお約束だ。『レッスルマニア35』以降の流れによっては決定メンバーの変更も十分に考えられるだろう。
まずレインズはレスナーからベルトを奪還しなければならない。
文 / どら増田
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