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【週刊テレビ時評】やっぱり“新・視聴率女王”!? 杏主演「デート〜恋とはどんなものかしら〜」は今クールトップの好発進

 主演したNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」(13年9月30日〜14年3月29日)、「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ/14年4月期)が立て続けにヒットしたことで、“新・視聴率女王”の称号がついた杏。

 次作はどの局の連続ドラマに出演するのか大いに注目を集めたが、各局のし烈な争奪戦の末、杏を射止めたのは意外にもフジテレビ。

 その杏が主演を務めるフジ月9ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」(月曜日午後9時〜)初回(15分拡大)が1月19日に放送され、視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は14.8%と上々だった。

 今クールにスタートした民放の連ドラで、これまで最も視聴率が高かったのは、「DOCTORS3〜最強の名医」(テレビ朝日/沢村一樹主演/木曜日午後9時〜)初回、第2話の14.6%で、「デート〜」はそれを抜いてトップに立った。

 同ドラマは東大大学院を卒業して、内閣府の研究所に勤務する超合理主義者の藪下依子(杏)が、30歳を目前にして、父親の俊雄(松重豊)に見合いを勧められて、結婚相談所に登録。そこで知り合ったニート同然の谷口巧(長谷川博巳)と交際を始めることになり、その姿を描いたラブコメディー。その他の共演者は国仲涼子、「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔、和久井映見、風吹ジュンらで、脚本家は同局の人気ドラマ「リーガルハイ」(堺雅人主演)の古沢良太氏。

 まだ、ドラマは始まったばかり。今後、視聴率がどう推移するか、注目されるところ。前作「花咲舞〜」の平均視聴率(16.0%)を超えられるかどうかが、指標になりそうだ。

 「MOZU」シリーズ(TBS×WOWOW)に続く西島秀俊と香川照之の共演でTBSの期待も高かった日曜劇場「流星のワゴン」(日曜日午後9時〜)初回2時間スペシャル(18日)は11.1%と低調なスタートとなった。17.9%を獲った裏の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ/日曜日午後9時〜)に完敗を喫した格好。

 柴咲コウが連ドラ単独初主演となる「○○妻」(日本テレビ/水曜日午後10時〜)初回(14日=10分拡大)は14.4%とまずまずで、裏の「残念な夫。」(フジ/玉木宏主演/水曜日午後10時〜)初回(14日=15分拡大)の9.4%に圧勝した。

 東出昌大、二階堂ふみ、杉本哲太、高畑充希ら豪華キャストを集めた真木よう子主演「問題のあるレストラン」(フジ/木曜日午後10時〜)初回(15日=15分拡大)は11.3%。

 小栗旬、上野樹里、吉田羊、吉田鋼太郎らが脇を固める生田斗真主演「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」(TBS/金曜日午後10時〜)初回(15日=15分拡大)は11.5%。

 堀北真希主演「まっしろ」(TBS/火曜日午後10時〜)初回(13日=15分拡大)は7.9%と低調。中谷美紀主演「ゴーストライター」(フジ/火曜日午後9時〜)初回(13日=15分拡大)は10.5%。24年連続連ドラ主演となる観月ありさ主演の「出入り禁止(デキン)の女〜事件記者クロガネ〜」(テレビ朝日/木曜日午後7時58分〜)初回(15日)は6.5%とふるわなかった。

 また、厳しいスタートとなったNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(井上真央主演/日曜日午後8時〜)第3話(18日)は15.8%と、前週より2.4ポイントアップ。第2話で出番がなかった東出の出演シーンが冒頭からあったため、数字を引き上げたのか…。いずれにせよ、第3話にして15%台では、大河ドラマとしては物足りない数字だ。
(坂本太郎)

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