報道によると、4日の昼ごろにキャンプの練習を切り上げた松坂は、その翌日の5日に一路米国へ。到着翌日から申請の手続きを進め、それが終わり次第帰国・復帰する予定であるとのこと。また、松坂はここまでスローペースでキャンプを過ごしているが、これは一時渡米を見越した対応であったという。
昨季「6勝4敗・防御率3.74」の成績を残したこともあり、今季への期待が更に高まっている松坂。現在開催中のキャンプでは、根尾昂と並び立つ人気を誇っており、3日の練習後にはサイン会を開くなど、ファンサービスにも精力的に取り組んでいた。
そんなスター選手が、キャンプを一時離脱するという今回の一件。これを受けたネット上には、「離脱したのはそういうことだったのか」、「松坂さんいないとショックです」、「とにかく無事に行って帰ってきてください」といった声が寄せられている。
一方、今回の件に関しては「完全に嫁の意向だね」、「旦那が日本で頑張ってるのに妻はアメリカで悠々自適か」、「この奥さんはどうも好感が持てない」といった批判が、前述した理解の声を上回る勢いで寄せられてもいる。松坂の一時離脱・渡米を、倫世夫人(元日本テレビアナウンサー)の意向によるものと勘ぐっている人も少なくないようだ。
松坂の日本球界復帰後も、子どもと共に米国に残っている倫世夫人。生活水準の高い街であるボストンに住んでいることや、高い学費を払って子どもたちに英才教育をしていることを理由に、複数の週刊誌から様々な“レッテル”を貼られ続けている。
先に書いたような批判コメントにも、こうしたネガティブなイメージが影響していることは想像に難くない。ただ、今回の一件は松坂家がこうと決めたことであり、個人的には外野がとやかく言うことではないとも思うが…
文 / 柴田雅人